ヴェリコ・タルノボ〜ブカレスト


7時起床。ルーマニアに戻る日だ。いよいよこれが僕達の旅の最終日となる。


8時にホテルをチェックアウトして、ルーマニアへの道を走る。途中ひまわりがきれいで止まったのと、ガソリンスタンドと国境以外は止まることなくひたすらブカレストを目指す。


ひまわり:


ルーマニアに入ったのは10時前だった。行きに来た道とは違い、しっかり舗装された道をすいすい進む。しかし、ルーマニアの運転の荒さを裏付けるように大量の血のあとや犬の死骸がところどころにあったりする。そんな中走ったわけだが、なんとかレンタカー会社に車を返す。ここではまた最初に応対してくれた困った顔をしていた女の人が受付をしていた。まるで昨日のことのようであり、ずっと前のことのようでもある。ただ、戻ってきた、という実感がする。


お昼にまた初日に入った店でピザと生ハムメロンとビールを頼む。相変わらず料理が出てくるのが遅く、生ハムメロンはピザの後に来た。前菜が後にくるめちゃくちゃなところだ。ちなみに初日に来なかった生ハムメロンの味はそこまででもなかった。ちょっとメロンが小さく、量が少なかった。


ブカレストの町は暑かったので(40度を超えたそうだ)、父の友人の家に戻って昼寝する。もう観光なんてあんまりしたくない。夜はゆっくりイタリアンを食べ(ステーキにゴルゴンゾーラのソースをかけたもの)、父の友人とワインを飲み、僕たちの旅は終わった。明日飛行機に乗るだけだ。